2007年2月21日水曜日

ち落とし

そんな印象を生み出している要因のひとつに、ホイールベースの延長がある。現行ワゴンRにも使われているスズキの最新プラットホームは、旧型比プラス40ミリの2400ミリというホイールベースを持つ。新型は、そのほとんどをフロントオーバーハングの短縮に充てた。また、フロントスクリーンを前方に100ミリ移動させた点も、フロント回りの軽快感を増す効果を生んでいる。

 “クラシカル”というと聞こえはいいが、正直なところ、旧型のプロポーションは少々古臭い部分があった。それに対して、モダンテクノロジーを取り入れた新型ラパンのプロポーションは、懐かしさの中にも先進性を感じさせる。シックスライトを廃止し、すっきり感を増したウィンドウグラフィックや、ネガティブカーブ(凹面)を取り入れたショルダー部の造形、膨らみを平面で断ち落としたフェンダー周辺の処理など、流行の先端を行くディテールも、モダンな雰囲気を強調している理由だONE PIECE巻46巻評判

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その結果、何が起きたか? 多くの女性ユーザーがラパンを指名買いしたのだ。コペンのような一部の車種を除けば、Kカーは、「安価だから」とか、「乗りやすいから」といった実利的な理由で選ばれるケースが多かった。しかしラパンは、“気に入ったから買う”という積極的な購買行動の対象になった。そう、ラパンは便利な道具としてではなく、生活を彩る楽しいパートナーとして選ばれた数少ないKカーだった。

 フルモデルチェンジの新型ラパンは、その特徴を100%受け継いでいる。エクステリアデザインは、完全なキープコンセプト。単体で見ると、新旧モデルの違いを瞬時に判別することは難しいかもしれない。しかし、並べて見るとやはり新型は新型。随所に新しさカカオポリフェノール
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